粗面小胞体

小胞体の一種である。小胞体とは、細胞質内の膜状微細構造で、電子顕微鏡でようやく観察できるほど微細である。細胞膜と同じ構造で一重の袋状をなし、リボソーム(小顆粒)がついている小胞体のことを粗面小胞体といい、ついていないものは滑面小胞体という。粗面小胞体にはTAP(transporters associated with antigen processing)というゲートがあり、ここを通過して粗面小胞体内部にペプチドを取り入れる。粗面小胞体ではHLA分子が絶えず作られており、TAPを通ったぽえぷち度のうちHLA分子と結合できるアミノ酸配列を持っているものだけがHLA分子と結合し、安定な複合体として細胞表面に出て、抗原情報として免疫系に伝えることになる。