口内炎とは?

せっかく美味しいご飯やお友達、家族との食事なのに、口内炎があるだけで食欲がなくなったり、会話が楽しめなくなってしまいます。原因を知って、予防をしっかり行うことで口内炎にならない生活を目指しましょう。

口内炎とはどうして出来るの?

原因1
 矯正器具や、歯の尖り、入歯などで口腔内を傷つけてしまい、炎症を起こすことがあります。食べ物でも、やけどや硬いもので傷つけてしまうケースがあります。
原因2
栄養不足
 普段の食生活の乱れや、病気などによって食事が十分にとれない時に炎症が起こりやすくなります。特にビタミンB群が不足していると、口内炎になりやすいです。
原因3
免疫力低下
 成人の口の中には300種類の細菌が生息していて、歯に付着した歯石1mgに1億個以上の細菌がいると言われています。免疫力が落ちると口腔内で増殖する細菌と闘うことができず、細菌感染の症状として口内炎になります。
原因4
乾燥
 矯正器具や、歯の尖り、入歯などで口腔内を傷つけてしまい、炎症を起こすことがあります。食べ物でも、やけどや硬いもので傷つけてしまうケースがあります。
資料請求はコチラ

痛くて、できたらやっかいな口内炎。
それでもできてしまった口内炎を早く治したい!
口内炎の種類を知って、適切な治し方をみてみましょう。

口内炎の種類を知って
お口を元気にしよう!

カタル性口内炎

症状・原因

 口の中の粘膜が擦れたり、やけどなどで傷付くと起こりやすいのがカタル性口内炎です。触ると痛みを伴いますが口内炎の中でも痛みはそれほど強くありません。特徴としては、口腔内の粘膜部が赤く腫れ、炎症を起こすことから紅斑性口内炎とも呼びます。

対処法

 原因として、矯正装置や入歯などにより粘膜が傷ついている場合には、行きつけの歯科医院にて矯正装置であればワックスを付けて保護してもらうなど、とにかく口内の粘膜を傷つけないようにすることが大切です。
 口腔内を衛生的にすることも重要ですので、刺激の少ないぬるま湯でこまめにうがいを行いましょう。カタル性口内炎は約1週間~10日程度で治ると言われていますが、症状が長引いたり、程度によっては早めに医師と相談をし治療をするようにしましょう。
アフタ性口内炎

症状・原因

 最も一般的な口内炎とも言われ、見た目は円形、楕円形の白い腫瘍ができ強い痛みを伴います。また発症場所は広く、歯茎や舌、稀に扁桃腺付近にもできることがあります。

対処法

 アフタ性口内炎は、口腔内を噛んだりして傷が出来ると幹部に細菌が入り込むことで発症したり、ストレスや疲れによる免疫力の低下やビタミンB不足によりできると言われています。
 対処法としては、口腔内を清潔に保ち細菌の増殖を防ぐことが重要ですので、マウスウォッシュ(洗口剤)を使ったうがいは有効的です。ただし、症状がひどい場合、メントールやアルコールが含まれる刺激の強い洗口剤を使うと痛みが悪化することがありますので避けた方がよいでしょう。
 アフタ性口内炎は、1週間~2週間程度で治ると言われていますが、免疫力が落ちている時には治りが遅いこともありますので、症状の改善が数週間経っても見られない時にはすぐに医師への相談をおすすめします。
カンジダ性口内炎

症状・原因

 口腔粘膜内に、白い苔のようなものがみられ、頬の内側や舌など口全体に広がり付着します。食事の時には痛みを伴い、白い苔は容易にはがれますが、その際に出血や炎症を起こします。この白いものは「カンジダ」と呼ばれる、口の中のカビの一種です。
 カンジダ菌という真菌は口内に常在している菌で、いつもは悪さをすることはありませんが抗生物質やステロイドなどのクスリを長期的に使う事での菌交代現象(※1)や抗がん剤治療やストレス、生活習慣の乱れによって免疫力が落ちている時に発症しやすくなります。特に、糖尿病やがん、エイズなどの病気を患っている人や免疫力の低い妊婦、子供、高齢者に発症することが多い症状です。

対処法

 カンジダ菌は常在菌なので、なぜ悪さをしているのか原因を探ることが大切です。この症状が出る原因として考えられるのが、ステロイドや抗生物質の摂取である場合には医師と相談のうえ使用を中止、または量を減らす対処が必要でしょう。またカンジダ菌はカビですので、抗真菌剤を含む薬でのうがいや軟膏も有効的です。病気の治療により発症することも多いため、治療前に口のケアを行うことで症状を緩和させることができます。
ヘルペス性口内炎

症状・原因

 単純ヘルペスウイルス(HSV)の初感染で発症するウイルス性口内炎の一種で特に生後6ヵ月以降の乳幼児期に多く発症します。発熱・咽頭痛など口内炎の中でも痛みが強く、想い症状にもなりかねないため注意が必要です。1度感染すると、その後も免疫低下などによって再び活性化し再発を繰り返します。
 元々ウイルスを持っている人が使った食器を共有したり、ウイルス宿主によって子供にキスしたり食べ物の口移しなどをすることで感染し、発症することがあります。

対処法

 ヘルペス性口内炎が発症すると、痛みや発熱があるため、症状に合わせて薬での治療をするのが一般的です。症状がひどくなると、口内炎に腫瘍ができ、痛みから食事が出来なくなることもあるため、早めに受診することが大切です。
 また、このヘルペスウイルスには、20歳までに約半数が感染すると言われており、60代以上においては大半が感染しているので、自分が口にする食器や顔に触れるタオルなどは常に清潔にしておきましょう。
資料請求はコチラ

これで、できてしまった口内炎の対策はバッチリ!
だけど、できれば痛~い口内炎にはなりたくないもの。次は口内炎にならないための予防についてみてみましょう。

もう大丈夫!
口内炎にならない方法とは?

これだけはおさえよう!
4つの大事な予防策

1
清潔にする
手洗いやうがい 口内炎には、カタル性、アフタ性、カンジダ性など様々な種類があることをお伝えしましたが、口内炎の原因のほとんどは「細菌(ウイルス)の増殖」による炎症です。
口の中は37度前後に保たれており細菌が繁殖するのに適した環境です。歯磨きはもちろんのこと、手洗いやうがいをこまめに行いましょう。
 口腔内が乾燥すると、感染もしやすくなるため、症状が出ている場合にはアルコールを含む洗口剤は避け、保湿効果の高いものを選びましょう。またうがい後に、リップクリームや白色ワセリンを使用し口唇の保湿をすると良いです。
2
栄養を摂る
 普段の食生活の乱れや、病気などによって食事が十分にとれない時に炎症が起こりやすくなります。特にビタミンB群が不足していると、口内炎になりやすいです。
3
定期的な口腔ケア
デンタルフロス みなさん、歯ブラシやうがいはするけど「デンタルフロス」をするという方は少ないのではないでしょうか。
 上述した通り、歯垢1mgには1億個以上の細菌がいると言われており、歯垢を放っておくと虫歯はもちろんのこと、歯周病や意外かもしれませんが心筋梗塞といった病気を引き起こす引き金にもなりかねないのです。口内炎は口の中の環境が正常か異常かを測るバロメーターでもあります。口内炎の予防のためにも、歯磨きだけではなくデンタルフロスを使って歯間の歯垢をしっかり取り除くことが重要です。
 また、口の中にトラブルがないか、起きそうになっていないか、正しい歯磨きができているかを歯科医院で定期的に診てもらうことが予防の第一歩になります。
4
免疫力を高める
免疫力を高める 口内炎が起こる原因の細菌の繁殖や栄養や生活の偏り、ストレスなどで一番影響を受けるのは、実は「免疫力」です。
免疫とは、体の内外から自分とは異なる「異物」を排除する仕組みです。口内炎も細菌によるものとウイルス性によるものに大きく分けられ、それらに対応するのが免疫細胞の中でも、細菌を食べて殺菌してくれるといった感染防御の第一陣として活躍する好中球や、ウイルスに感染初期に、感染した細胞を丸ごと破壊するといった大きな力を発揮するNK細胞(ナチュラル・キラー細胞)の働きがとても重要になります。

 特に、NK細胞はストレスや環境の変化を受けやすい、とてもデリケートな免疫細胞です。NK細胞を高めておくには、普段から「リラックスすること」や「笑う」ことも効果があると言われています。

NK細胞の父・免疫学の世界的権威奥村先生に
「免疫力の高め方」
について聞いてみました

 突然ですが、みなさんの身体の中では毎日何個くらいの細胞が増えていると思いますか?実は約1兆個もの細胞が増えています。
 このように細胞が増えますと、必ず出来損ないの細胞が大体5千個くらい生まれます。私はこの「出来損ないの細胞」は身体においてはまるで「不良たち」のような存在であることから「不良細胞」と呼んでいます。
 街でもし不良たちが暴れていたら、どうなるでしょうか?きっとお巡りさんが飛んできて、不良たちを排除し、街を平和な状態にしてくれるはずです。この「お巡りさん」こそ、私たちの体が本来持っている免疫細胞の「NK(ナチュラル・キラー)細胞」なんですね。

続きは無料でもらえる資料請求から
奥村 康(おくむら こう)先生

奥村 康(おくむら こう)先生 順天堂大学医学部特任教授

1942年生まれ。千葉大学医学部卒、同大学院医学研究科修了。スタンフォード大学医学部留学、東京大学医学部講師、順天堂大学医学部免疫講座教授、順天堂大学医学部長を経て、現在は同大学医学部特任教授(免疫学講座)・アトピー疾患研究センター長。ベルツ賞、高松宮賞、日本医師会医学賞などを受賞。サプレッサーT細胞の発見者。臓器移植後の拒絶反応を抑える新手法を開発するなど、免疫学の国際的権威。

資料請求はコチラ


ページの先頭へ