あなたの銀歯は大丈夫?もしかしたら水銀が含まれている危険物質の可能性が!

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あなたの銀歯は大丈夫?もしかしたら水銀が含まれている危険物質の可能性が!

 皆様、アマルガムという金属はご存知ですか?アマルガムとは歯科用水銀アマルガムの略で、主に虫歯治療のため、歯に充填される歯科治療材料です。アマルガムは健康保険の適用材料として認定されており、一般的に使用されてきました。歯科用水銀アマルガムという名前のと通り水銀が含まれているのです。水俣病の原因となった有機水銀と違い、アマルガムに含まれている水銀は無機水銀であるため人体への影響はないとして使用されてきました。ですが、最近では金属アレルギーや妊婦さんの胎児への影響が懸念され多くの国で使用が禁止され始めてきました。このようなことから、日本においてもアマルガムの安全性は疑問視されてきています。では、一体どうのような影響が考えられているのか詳しくお話ししていきましょう。

アマルガムの有害性

アマルガムの有害性

アマルガムは、銀・スズ・銅・亜鉛、水銀などが含まれる合金です。水銀が高濃度に含まれています。アマルガムはお口の中で劣化し、腐食しやすい傾向があるため、人体に影響を及ぼすおそれがあります。アマルガムが腐食するのは、唾液によるものが大きく、その他には、果物・野菜・コーヒー・お茶などの酸も、化学反応を引き起こす要因となります。また、アマルガムは物を噛む際など摩擦が生じた時に、その熱で水銀を含んだ蒸気を発生するともいわれます。その結果として、水銀の粒子や水銀の蒸気が体内に流出し、自覚のないままに吸収され、腎臓、肝臓、脳などに蓄積される可能性があります。

アマルガムの悪影響

1.金属アレルギー

お口の中の他の歯科材料による金属アレルギーと同じように、アマルガムの中の水銀化合物が体内に入り、蛋白質と結合すると、それによって過剰反応が引き起こされることになります。アトピーのような皮膚の炎症や、手のひらや足の裏などに「掌蹠膿疱症」(しょうせきかっかのうほうしょう)という湿疹が繰り返しあらわれたりします。

2.妊婦の方の胎児への影響

妊婦の口の中のアマルガムから出た水銀が胎児にまで届いてしまう怖れがあると言われ、特に海外では非常に問題視されています。医療先進国のスウェーデンでは、1987年に政府が、イギリスでは1998年4月、厚生省が妊婦にアマルガムの詰め物を適用しないように警告を発しました。胎児は大人よりも水銀の影響を受けやすいため、妊娠中の方で銀歯が口の中に入っている方にはアマルガムの除去をおすすめします。事実、1998年4月、イギリス厚生省は妊婦にアマルガムの詰め物をしないように警告を発しました。医療先進国のスウェーデンでも、1987年に政府が同様の発表をしています。

3.虫歯が再発しやすい

 水銀を50%含むアマルガムは固まりやすく溶けやすいため、むし歯を削ったところに手軽に詰めやすいという利点があります。しかし、アマルガムはお口の中で徐々に劣化し形が変わっていくため、だんだんと歯との間に隙間ができ、そこから虫歯菌が入り込み虫歯になってしまう確率が高くなります。

 というようなお口の中や体への影響が出てしまう可能性があります。

アマルガムは現在も使われているのか?

 先ほど述べたようにスウェーデンで妊婦に使うことが禁止されたました、さらにデンマーク、イギリスではすべての患者さんに使用が禁止されました。アメリカでも、アマルガムを規制する流れは起きています。コロラド州ではアマルガム充填の制限が法制化されていますし、メーン州、アリゾナ州では、歯科医師が水銀の潜在リスクに関する詳しい情報を患者に提供することが義務化されました。日本では、禁止や制限は未だされていませんが、最近では、それに代わるセラミックスやレジンなど様々な新しい材料が開発され、使用されています。これからアマルガムを使用しないことはもちろん、現在お口の中にアマルガムがあるならば、それを除去し、より安全な材料に代えることをお勧めいたします。

まとめ

 今回のお話を読んで気になられた方は、まずかかりつけの歯科医院にてお口の中にアマルガムがあるかないか検査してもらいましょう。もしアマルガムが詰められている奥歯などがあれば、体への影響が出る前に安全な材質の詰め物への交換をお勧めいたします。是非、一度かかりつけの歯科医院で検査してもらいましょう。

参照元:ムシバラボ 著者情報
小林 保行 先生
小林 保行 先生

歯科医師 KEY DENTAL CLINIC 院長

歯科医師 KEY DENTAL CLINIC 院長 新潟出身 こよなく新潟を愛しています。 お米と日本酒が大好きです。 運動は、水泳とトライアスロンにはまっています。 花と緑と石油の里、鉄道の街「新津」!という、旧新潟県新津市、現新潟県新潟市秋葉区で田舎の自然にふれて育ちました。

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