ひざの痛み~こんな人が発症しやすい!早めのセルフケアで10年後も元気な私

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ひざの痛み~こんな人が発症しやすい!早めのセルフケアで10年後も元気な私

 皆さんこんにちは。看護師の瀧口です。

 「寒くなるにつれて膝の痛みがつらくなる」という方、いらっしゃるのではないでしょうか。実は、整形外科を受診する方のうち、約4割が膝の悩みを訴えるといわれています。そして、ひざ痛の原因の多くを占めているが変形性膝関節症(へんけいせいひざかんせつしょう)です。

 国内だけでも2,000万人近くが、この変形性膝関節症になっていると推定されています。

 今回は、この変形性膝関節症についてお話しします。

女性は要注意!3割以上がひざの痛みを発症します!

 膝関節は太ももの骨(大腿骨)とすねの骨(脛骨)からなり、それぞれの骨の先端は関節軟骨と呼ばれる組織で覆われています(左の図のピンク色の部分)。この関節軟骨がすり減ることで骨が変形し、炎症などを起こす病気が変形性膝関節症です。軟骨部分には神経がないのですり減っても痛みませんが、回りの骨、組織に影響を及ぼし、痛みが生じます。

 次の項目に当てはまる方は特に注意が必要です。

  1. 太っている 膝関節には普通に歩くだけで体重の2,3倍の力が加わっています。体重が増えると膝にかかる負担がさらに大きくなります。
  2. 運動不足 膝関節を支えるための筋力が低下します。
  3. 40歳以上 年齢を重ねるとともに膝関節への負担が蓄積され、40歳以上で痛みを感じる方が多くなります。
  4. O脚 膝の内側への負担が大きくなり、関節軟骨のすり減りが進みます。

さらに女性の場合は、閉経によるホルモンバランスの変化も影響します。

女性は要注意!3割以上がひざの痛みを発症します!

危ないかも、と感じたら・・・

 変形性膝関節症は、以下のように進行していきます。

  1. 膝を動かし始めるときに、膝のこわばりを感じたり、膝が重だるいと感じたりする
  2. 進行するとともに、膝を使う動作を始めるときに痛み、動作を続けるうちに治まるようになる
  3. 動作を開始するときだけでなく、歩いていても常に痛みを感じるようになる
  4. 膝の曲げ伸ばしが困難になる

 変形性膝関節症の痛みを抑えるには、運動療法、日常生活の工夫、減量が必要です。こわばりを感じた時点から手入れを始めることで、10年後の膝の機能に大きな差が生じると考えられています。

 症状が強い場合などは、手術を検討することになります。その前に、セルフケアで膝の痛みを軽減しましょう。

朝夕のスクワットから始めましょう!

運動療法

 ひざの周りの筋肉を鍛えると、膝関節が安定し、痛みが軽減されます。

 まず、スクワットから始めましょう。

 足幅を肩幅より広めにとって立ち、しゃがむ、立つを繰り返します。しゃがむときに膝が前に出てしまうと効果が半減しますので、腰を後ろに引き、体が前傾するようにしてください。1回あたり10回程度、これを朝夕行いましょう。

 このほかにも、膝の痛みを軽減する運動は何種類もあります。

 気になる方は、整形外科を受診し、医師や理学療法士に相談してみてくださいね。

 なお、どの運動も無理せず行うようにしましょう。高血圧の人は、運動開始前に医師に相談してください。

 運動の効果を感じるまでには2,3ヶ月程度かかることが多いので、継続して行いましょう。

日常生活の工夫

日常生活では、膝に必要以上に負担をかけることなく過ごすことが必要です。基本的には、和式より洋式の生活を心がけましょう。

  • トイレは洋式を選ぶ
  • 布団ではなくベッドにする
  • 座るときはいすを使う
  • 歩くときは背筋を伸ばす
著者情報
 瀧口 景子
瀧口 景子

看護師

早稲田大学大学院修了。都内大学病院に勤務するなかで、病と闘う方々を別の角度からサポートしたいと考えるようになり、イマジン・グローバル・ケアに入社。看護学生、新人看護職員らを対象とする医療安全講師としても活動中。

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