今すぐ止めたいつらいせき!第1回:そもそもせきはなぜ出るの?せきの基礎知識

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今すぐ止めたいつらいせき!第1回:そもそもせきはなぜ出るの?せきの基礎知識

 皆さんこんにちは。看護師の瀧口です。

 寒さも一段と厳しくなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。この時期になると、“コンコン”、”ゴホゴホ“している人をよく見かけますよね。今回から3回にわたり、“せき(咳)” に着目して、原因と対処法をお届けします。第1回の今回のテーマは、“そもそもせきはなぜ出るの?せきの基礎知識”です。

いまいましい…。でも、体を守ってくれる大切な防御反応です!

 せきは、医学用語では咳嗽(がいそう)といいます。

 気道(鼻・口から肺に続く空気の通り道)に異物が入った際や、炎症があって分泌物が出ている際に、それを外に出そうとする体の防御反応です。他に、胸膜炎、肺癌、アレルギー、薬の副作用などでもせきが起こります。

 さまざまな刺激が、脳にある咳中枢に伝わり、そこから、呼吸を担う筋肉に「咳を出しなさい」という指令が送られることで、せきが出ると考えられています。

 このように、せきは本来、異物を排除するために人体に備わった防御的反応であることから、せきが出ている原因に目を向けずにせき症状だけを抑えようとしても、根本的な治療にはなりません。

 たとえば、痰(たん)を伴うせきが出ているときに、自己判断で咳止め薬などをむやみに使用してしまうと、痰が気道の深くに落ち込んで肺にたまり、肺炎などを引き起こす恐れがあるのです。

いまいましい…。でも、体を守ってくれる大切な防御反応です!

「せきで骨折する」って、、、都市伝説?

 はじめに答えを言ってしまいますが、せきで骨折することは、決して珍しいことではありません。

 ご高齢の方、特に女性は、加齢とともに骨粗しょう症を起こしていることが多く、骨折しやすい状況にあります。また、若い方でも、強いせき込みや長引くせきによって、肋骨や胸骨に負荷がかかり、ひびが入ることがよくあります。

 せきやくしゃみによって、急性腰痛―いわゆるぎっくり腰を起こすこともあります。

 たかがせき。されどせき。侮れない症状ですね。

著者情報
 瀧口 景子
瀧口 景子

看護師

早稲田大学大学院修了。都内大学病院に勤務するなかで、病と闘う方々を別の角度からサポートしたいと考えるようになり、イマジン・グローバル・ケアに入社。看護学生、新人看護職員らを対象とする医療安全講師としても活動中。

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